2020/8/18

飼い主の本気はペットに伝わる

こんにちは。
 
ペットと飼い主さんを一緒に幸せにしていく
アニマルコミュニケーター久美です。

今日も読んでいただき
ありがとうございます。
 
 
 
【お知らせ】
■--------------------------■
 
 
飼い主さま向け
音叉セラピーをおこなっています。

詳細はこちらから
 
 
■--------------------------■
 
 
アニマルコミュニケーション無料メール講座を
おこなっています。

詳しくはこちらからから


■--------------------------■


ハイヤーセルフリーディング講座
説明会&体験会を開催しています。

詳細はこちらから


■--------------------------■
 
 
 
先日、ワンコさんの困った行動の
ご相談の依頼をいただきました。

こちらのワンコさんは、2回目のご縁になります。


同じような行動で困ってしまっている方に
飼い主さまの取った行動
それによって、ワンコさんの変化など
少しでも、お力になれたら、という
飼い主さまからのお気持ちをいただきましたので
掲載いたします。



まず、どんな困った行動かというと

飼い主さまであるパパさんが
お風呂に入ってるときや寝ているときに
トイレ以外のところでオシッコ&ウンチを
してしまう

というご相談でした。


このことをワンコさんに聞いてみると

「パパは自分がして欲しいことは何でもしてくれる」

「なので、逆に遊んでくれないで
お風呂に入りに行っちゃうのが面白くない!」

「面白くないから、当てつけにトイレじゃないところで
部屋のあちこちでオシッコとかやっちゃえ!」

こんなお返事が返ってきました。


もともとは、ちゃんとトイレでできていたのに
最近になって、こんなことが多発するように
なったそう。

そのことについて、ワンコさんから感じ取ったものは
「我が強く出てきている」
ということでした。


こちらのワンコさん、5歳になります。
小さいころのしつけのやり方や接し方にたいして
ワンコさんの我のほうが強くなってしまっている

そんな感じでした。


それでパパさん、色々考えました。
しつけの基本を、本やネットで探したりもしました。

もう一度、最初から、ワンコさんとの関係を
再構築するつもりで、お互いのルールを決めました。


どんなことをされたかというと・・・


ご飯はまず、僕が食べてから
その後に、ご飯を与えることにしました。

犬は元々、集団で行動していたときの習性で
まず集団のボスが食事をし、その間、ボスに従う犬は
ボスが食べ終わるのを待ち、その後に
自らが食事にありつく...というところから

「ワンコがボスではなく、僕がボスである」

という認識を植え付けるためと思い
このルールを徹底しました。


最初はやはり、なかなか大変でした。

散歩から帰ってきたら、直ぐにまず
ご飯をあげていましたから
お腹を空かして可哀想という想いが強く
でもこれも試練と思い、続けました。

今では僕が食事してても
テーブルの下で、静かに待つようになりました。



散歩の際、僕の後ろ、又は横を、僕に従う形で
歩かせるように気をつけました。

今では勢いよく先頭を走って
リードを引っ張って行くことは
ほぼなくなりました。

これも、自分をボスと勘違いさせないようにするために
注意したことです。

先に行こうとしたときは、リードをギュッと握って
動きません。
そしてダメ!と言います。



僕がお風呂に入るときは
できるだけオシッコをトイレでした後に行くようにし
風呂から出てきた時に粗相をしてなかったら
もうこれ以上ないっていうくらいほめまくり
(2オクターブ程高音の声で!)
大好きな特別なオヤツを、この時にだけ
あげました。

もちろん間違って粗相してしまったときは
ガン無視です!

目を合わせることもなく
まるで存在に気付いてない態度で臨みました。

食事だけはあげました。でも無言です。
遊びもなしで、何ひとつイイ事はないって
いう状況を作りました。



仕事から帰宅したときなど
家で一緒にいるときは、できるだけ遊びに
付き合うことにしました。

ボール遊びが大好きなので、取って来ーい!を
もう何十回とします。

そして、僕が疲れるので、僕の止めたいタイミングで
やめます。
遊びをしたがっても基本的に聞き入れません。

遊びも僕のペースで出来るっていう
習慣にしたかったのです。


こういったことを、毎日毎日気をつけながら
過ごしました。

最初はやはり出来なくて、でも僕も出来てなかったから
ワンコに勘違いさせてしまったのだと反省しながら
それでも、一人イライラムカムカするから
その姿を見せないようにすることも注意しました。



パパさん、本当にがんばられました。
わずか2か月で、ここまでの変化です。

そして、パパさんの本気を、ワンコさんもちゃんと
感じとっていたのだと思います。


犬は非常によく飼い主さんのことをみています。
飼い主さんの感情も読み取り、そして影響を受けながら
行動もそのようにします。


こちらの飼い主さまは

僕自身の態度や行動が、全てこの子に
投影されちゃっているんだなぁ
気付かれたそうです。


日中、長時間、ひとりで留守番させていることに
引け目を感じられていました。

そうした感情が裏目に出てしまい、可哀相だからと
自分では可愛がっているつもりでも
甘やかしていただけだったんだな
とも気付かれました。


長時間の留守番は、ないに越したことはないけれども
留守番を頑張った後は、楽しく一緒に遊んであげれば
この子もちゃんとわかってくれるんだなと
嬉しく思われたとのこと

そして今まで、ワンコさんを信じてあげれてなかったのだと
思われたそうです。


今回の経験は、とても良い経験をされたと
思います。


飼い主さまとペットちゃんが
一緒に成長していく

その中で
ペットちゃんから学ぶことはとても多いですし
それが実生活にも生かされていくことも
たくさんあります。


困った行動に悩んでいらっしゃる方は
どうか長い目でみていただき
その中で、ペットちゃんと一緒に
成長していっていただければと思います。
 
 
 
クローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバークローバー
 
 
~ある日のトラ福~
 
トラ福、写真撮影に付き合ってくれます。
「こっち向いて~~~」というと
しっかりカメラ目線!
助かります。