アニマルコミュニケーター近藤久美 | ![]() |
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【借金150万円。朝、目を開けるのが怖かった】
目を開けた瞬間、胸の奥からため息が出る――
そんな朝が何日も続いていました。
「どうやって返せばいいの…」
頭の中ではいつも、150万円という数字がぐるぐると回っていました。
体も心も重く、世界の色がすべて灰色に見える。
それでも無理に笑顔を作って、周りには「大丈夫」と言い続けていました。
でも本当は、心の中ではもう限界でした。
何もかも投げ出してしまいたい。
そんな思いを必死で押し殺しながら、生きていました。
【“スピリチュアル”という救いを求めて】
「この講座を受けたら、人生が変わる」
「あなたには特別な力がある」
そんな言葉にすがるように、いくつもの講座を受けました。
アニマルコミュニケーション、ヒーリング、チャクラ、潜在意識…。
「これで人生を立て直せる」
そう信じて、残り少ないお金をつぎ込みました。
でも結果は、何も変わらなかった。
むしろ、借金が増えて心はすり減るばかり。
「また騙されたのかもしれない」
そう気づいたときには、もう何も信じられなくなっていました。
他人も、自分も、そして“生きる意味”さえも。
【唯一、私のそばにいた存在】
そんな中でも、唯一変わらずそばにいてくれたのが、保護犬として迎えた愛犬でした。
私が泣いているとき、静かに膝の上に顔を乗せてくる。
「大丈夫だよ」って、まるで言ってくれているようでした。
でも当時の私は、心が壊れていて、その優しさすら素直に受け取れませんでした。
「どうせ、私なんか…」
そんな言葉が、口ぐせになっていました。
【“声”を聴いた瞬間、涙が止まらなかった】
ある夜、いつものように泣きながら愛犬を抱きしめていたとき――
ふと、頭の中に小さな声が聞こえたんです。
「ママ、そんなに自分を責めないで」
気のせいかもしれません。
でもその瞬間、涙があふれて止まりませんでした。
「ごめんね、私、あなたのこと全然見てなかった」
そう言いながら泣き続けていました。
あの夜、私を救ってくれたのは、間違いなく“この子の存在”でした。
【犬を救ったつもりが、救われていた】
気づけば、私はこの子の命を救ったつもりでいたけれど、本当に救われていたのは、私の方だったのです。
それから少しずつ、犬の気持ちをもっと理解したくなり、もう一度、アニマルコミュニケーションを学び直しました。
以前のような「特別な力」ではなく、「目の前の命とまっすぐ向き合う力」として。
すると、不思議なくらいに小さな変化が起き始めました。
笑顔が増え、心が軽くなり、人と話すことが怖くなくなっていったのです。
【“声”は、すべての命に届いている】
ある日、レッスンで飼い主さんが泣きながら言いました。
「この子、ずっと私の笑顔を待っててくれたんですね…」
その瞬間、私も一緒に泣いていました。
愛犬がくれた言葉が、今度は私を通して他の人へ届いていく――
その循環の中で、私は“生きている意味”を初めて感じました。
【今、幸せの真ん中にいる】
気づけば、私の講座には500名を超える方が参加してくれました。
悩んでいた飼い主さんが、動物の言葉を通して笑顔になっていく姿を見るたび
「私、ここまで来られたんだ」
と胸が熱くなります。
あの頃の私に、もし言葉をかけられるなら、こう伝えたい。
「大丈夫。あなたが信じてあげられなかった自分を、この子はずっと信じてくれていたよ。」
今、私はその“信じる力”を、次の人へ渡す仕事をしています。
【あなたへ】
もし、あなたが今、何かに悩んでいるのなら――
もし、あなたが今、とても辛い思いの中にいるのならーー
もしかすると、あなたのそばのペットが
「大丈夫だよ」って
静かに伝えてくれているのかもしれません。
どうかその“声”を聴いてみてください。
その瞬間から、きっとあなたの人生も変わりはじめます。
私自身がペットの言葉で人生を変えただけでなく、私の講座を受講された500名を超える方も、ペットの言葉で人生を変えられたんです。
その方たちみんなの笑顔に囲まれて、今の私は本当に幸せです。
あなたも私たちと一緒に、 ペットの言葉で人生を上向きに変えてみませんか?
アニマルコミュニケーションで
人生を変えるお手伝いを
心込めてサポートさせていただきます。
看板犬 トラ福 | ![]() |
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トラ福は3歳まで、繁殖犬でした。
どういったブリーダーさんだったかは知らされていませんが、一番愛情が必要な幼少期に、家庭犬のような愛情を受けてはいなかったと考えられます。
膝の上に乗ってきたり、抱っこも大好きでしたが、我が家に来てしばらくは、心は開いてくれていませんでした。
我が家の方針で、人間と一緒に暮らすための最低限のルールは、少し厳しめに伝えていました。
「なんとなく納得がいかない」という表情や行動はありましたが、トラ福なりに、がんばって学んで、受け入れてくれました。
しかし、トイレの粗相だけは、なかなか収まりませんでした。
トラ福なりの、最後の抵抗だったようです。
トイレの場所は明らかに分かっていて、その場所でやらなくてはいけない、ということも分かっていましたが、私たちの顔をみながら粗相をする、という行動が、しばらく続いていました。
そのころのトラ福は
「僕は間違ってないんだぞ」という目で、私たちを見ていました。
約3か月ほど、トイレ戦争は続きましたが、とことんトラ福と向き合い、気持ちを受け入れながら接していきました。
我が家に来て9年。
今は、心も体も、私たちに預けてくれています。
トラ福がそばにいてくれること
今は、それだけで、とても幸せです。