魂は穏やかです

先日、福岡に住んでいた
叔母の葬儀、四十九日法要と続きまして
ご予約をいただいていた方には
急なキャンセルをお願いしてしまい
ご迷惑をおかけいたしました。

申しわけありませんでした。

叔母は父の姉になりますが
早くに旦那さんを亡くしていて
子供もいないので、私たち家族が見送りました。

５年ほど前に施設に入り
その際、リンパ腫が見つかりました。

それでも、元気に過ごしていたのですが
今年の５月に足を怪我してから
薬の影響なのか、熱が出て肺炎になり
８月に亡くなりました。

リンパ腫が見つかったとき
「最期は私たち家族４人で見送ろう」と決めていたので
それができて、本当によかったと思っています。

今ごろは、早くに亡くなった旦那さんと再会して
仲良く過ごしているのではないかと思います。

実家には、父と叔母のお父さん
（私からすると、おじいちゃんです）の仏壇がありますが
叔母と旦那さんの写真を、少しだけ横に置こうと思っていましたが
少し問題が・・・。

おじいちゃんと旦那さんは
とても仲が悪かったらしいんです。

なので写真を置いたら、大ゲンカになるかも・・・
なんて話を、お寺でしていました。

すると、ご縁さんから
「心配することなか。魂は穏やかだけんね」
そんなことを言われました。

そのとき、なんか心がフワッとなったような
とても不思議な感覚に包まれました。

もともと私たちは穏やかな魂を持っていて
でも、この世に生まれて生きていく中で
いろんな感情が生まれて、その感情で
自分を守ったり、ときには傷つけてしまったり。

もちろん、そんな感情ばかりでなく
嬉しい、楽しい、愛おしいなんて感情も生まれて。

「生きるって、忙しいことだな」
そんなことを思ったりしていました。

この世に生まれて、たくさんの学びと経験をして
再び魂に還ると言われています。

今、生きている私たちは、たくさんの感情を持って
そして、ときには、感情が爆発してしまうことが
あるかもしれません。

それでも私たちは、もともと穏やかな魂を
持って生まれてきています。

なので、少しでも穏やかに
少しでも静かな気持ちでいることができたら
きっと、自分の魂がとても喜んでくれる

ご縁さんのお話を聞きながら
そんなことを思っていました。

「魂は穏やか」

何回聞いても、不思議な感覚に包まれます。